中国史で絶対に野放しにしたらアカンツートップが皇帝の外戚と宦官だけど、その宦官の中でも伝説的なヒールを知ってしまった。

魏忠賢
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%8F%E5%BF%A0%E8%B3%A2

魏忠賢は権勢を完全に掌握しただけでは飽き足らず、最後には自分の息のかかった者に「魏忠賢の功績は多大であるから、孔子と並んで称えるべきだ」と進言させた。堯天舜徳至聖至神(ぎょうてんしゅんとくしせいししん)と名乗り、に匹敵する聖人であると自らを称えさせ、さらに民衆に対して「九千歳」と唱和させ(「万歳」は皇帝にしか使えないため、千歳減らした。後には九千九百歳まで格上げした)、各地に自らのを収めたを作らせるほどの権勢を誇った。そしてこれらに反対する者は全て弾圧、処刑した。

いやーあまりの佞臣っぷり。

彼の存在を知ってしまうと、黄皓レベルだと、「あ、ふつうの佞臣だ」でものたりなくなってしまい……。

しかし万歳はダメだけど九千歳ならオッケー、しかもその後九千九百歳まで上げるところがエンペラークラスの小悪党感バリバリでホント好きです。