政治って、くっそ単純にいって、「いい人だけの国」をつくる政治か、「わるい人もウェルカムの国」をつくる政治かの二つしかないんじゃないかと思う。

「いい人だけの国」がなぜ正しいのか、どんな理屈で作るのか、その理論構成にバリエーションがあるだけで、基本的に目的は一つ(いい人だけの国)でしかない。

「わるい人もウェルカムの国」のためには「わるい人」がいられるための「自由」がなければならない。

逆にいえば、「いい人だけの国」とは、その「自由」をいかに規制するかということ。

そうすると、「自由」、この一語こそ、ではないか。