アーマナシェ語の基本語彙制作がなーっかなか大変で、いつになったら終わるんだろう……という感じです。
とりま1500語つくってみましたが、案外基本的な単語が抜けてたりで……(つい最近まで「寝る」という言葉すらなかった!)
こればっかりやってたら他の仕事ができないんですが、それでも意外とハマってしまうので、その意味でもなっかなかタイヘン。

さて、『大扶桑史』で出す予定の偽史系の陰謀論……たとえば『ウエツフミ』とか『ホツマツタエ』とかああいうイカニモアヤシーってやつ。

藤原明『日本の偽書』河出文庫。

とりま入門編として読みはじめてみたら……いやーめっちゃ濃くてグッド。

その『ウエツフミ』に使われているとかいう豊国(とよくに)文字。

豊国文字 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E5%9B%BD%E6%96%87%E5%AD%97

神代文字とかいう、漢字渡来前の日本に古来からあったという文字(もちろん完全にデタラメ)のひとつだそうで。
この手のやつって、なんかハンター文字みたいな雰囲気で、しかもキチッと分類されてるのよね。
いや、自然にできた文字でそんなキチッと分類できることってそうそうないでしょ感。
アルファベットだってフェニキア文字とかアラム文字とかいろいろバージョンがあるねんで!
てかこの手のやつって、基本的に上代特殊仮名遣いの理論で殴ったら即終了だから、やっぱり昔の人の作ったハンター文字っすね、としか。

しかしそんな偽史ラインナップにも親玉がいらして、『先代旧事本紀』というやつは、できたのが平安時代初期(900年あたり……1192つくろう鎌倉幕府よりもさらに300年ぐらい前!)という。

いやここまで古いと、写本でも鑑定団出したら古文書鑑定のあの人が出てきて100万円とか値がつきそう。